連帯保証人と保証人の違い
これ、はっきりいって一番重要なことです。連帯保証人と保証人は全くその法的責任が違います。
法律にしっかり書かれてます。
一番重要な違いは催告の抗弁権、検索の抗弁権がないということです。
保証人
保証人とはその名のとおり、この入居者サンは家賃を滞納するような人ではありませんよ。私がそのことを保証します。もし滞納という事実があればそのときはあたしがかわりに払いましょう。という感じですね。それが一般的な感覚ではないかと思います。
ですから、入居者が、もし家賃を払わなかったとき保証人さんのところに大家さんから請求が来て、保証人さん払ってくださいということになります
連帯保証人
連帯保証人とは保証人とは明確に区別されなくてはなりません。
連帯保証人という言葉には連帯と二文字が入っていますね?この連帯という意味は、一緒にという意味になります。
このアパートのこの部屋を借りたのは、入居者だけでなく、入居者と連帯保証人が連帯して借りたということになっているんです。
当然、お家賃も入居者と連帯保証人は連帯して支払い義務を負担しなくてはなりません。
どういうことかといいますと、その連帯保証人は、大家から家賃を払ってくれといわれたら、速やかに支払わなくてはなりません。ということ。
だって一緒に借りたということですからね。
お家賃は入居者が払うべきものでしょ?入居者に言ってくださいよ!
そんな言い分は通りません。入居者云々とは一切関係なく、大家さんは連帯保証人に家賃を請求する権利があります。